-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2015-03-07 16:37 | カテゴリ:院内生活
(※5度目のスリップから20日目)
 ベッドを廊下側へ移して最初の朝。寝覚めは良好だ。
 昨日、午前中にベランダに干した洗濯物を取り込むのを忘れていたので、深夜にベランダから出してそのままデイルームで日記を書いて寝たのだが、洗濯物をベッドに持って行くのを忘れてしまった。早朝、喫煙室でタバコを吸っていて、デイルームに見覚えのあるTシャツが放置されているのに気がつき思い出した。
 寝覚めは良くても、こういうところは相変わらずだ。

 今日から7月。今年も半分が過ぎたが、僕はさらにその半分をこの病院で過ごしている。1日が恐ろしいほど速く駆け抜けていく。

 患者会の役員も新しい顔触れになり、新会長の山形さん、副会長の優二さんが今月最初の瞑想タイムを仕切った。
 朝の苦手な優二さんは、毎日早起きの山形さんに起こしてもらうよう頼んでいるそうだが、早朝一発目から山形さんの顔と声というのは、こちらは寝覚めが悪そうだ。


 火曜の午前は院長の回診日だ。院長が主治医の患者には、利根川さん、山形さん、優二さん、植中さん、関根さんなどがいる。
 正午前、昨日に続いて53号室に新しい患者が入った。木下さんという僕よりひとつ歳上の男性で、もちろんベッドは僕が昨日まで使っていたスペースだ。
 院長の回診を終えた優二さんが僕のところへやって来て、急遽退院が来週の水曜になったことを教えてくれた。優二さんは前回1クールの入院をしたが、退院からわずかひと月でスリップして今回の入院となった。院長からは当初、今度は半年はかかると言われて本人もそのつもりでいただけに、寝耳に水の話だったようだ。
「それだけ入院待ちが多いってことだろうなあ。俺は先生に任せているから」
 そうは言うものの、不安は隠せない様子だ。
 あと1週間というのも確かに急だが、とすれば僕の退院もきっかり1クールで間違いないということだろうか。いずれにしても優二さんとは、退院後も連絡を取り合って自助グループに行きたいと思う。

 昼食後のミニバレーに参加することは、だんだん当たり前になってきた。活躍こそしないが、みんなとゲームをしている実感が楽しくて、僕にはレクの時間が待ち遠しくもある。
 不安が完全に消えたわけではないが、バレーに加わるなんて想像もつかなかった入院当初の僕にしてみれば、大きな変化なのだろう。

 午後3時の病院バスでスーパー柏ノ丘店へ行き、文具売り場でいろいろと買い物をした。いくぶん躊躇したが、僕が退院するにあたって、看護師さんへあることをお願いするためだ。かなり恥ずかしいのだが、この際そんなことは言ってられない。あとで後悔しないためにも、とりあえず準備だけはしておこうと思った。


 今日の自助は、西町19丁目の「つぐみ」だ。病院バスに同乗していた利根川さんや山形さんたちがスーパー柏ノ丘店前で途中下車したため、つい一緒に降りてしまった。みんなは南町教会の別のAAグループへ行くという。僕は優二さんと西町駅まで行くのだ。慌てて戻り、再度乗車させてもらった。いつもぼけっとしてみんなの後ろにくっついているだけだと、こういうことになる。バスに戻れたのはラッキーだった。

 AA「つぐみ」はまだ3回目だが、僕のことはある程度覚えてもらえたと思う。先週もこのグループに参加したあと、日曜に北東教会のAA「オオタカ」で再度顔を合わせた人がいたことも大きかった。
 帰り道に優二さんから、やっぱり次の木曜は松ノ宮町ではなく、南町教会へ行こうと言われた。
「予定がコロコロ変わって申し訳ないね」
 退院がいきなり決まったわけだし、事情が変わったのだから予定が変わっておかしいことはない。優二さんが続けた。
「俺、南町の『オオタカ』に正式に入るから」
 もしかすると、入るならこことある程度決めていたのかもしれない。あくまで僕の印象だが、慌てて決めたというよりも、決断するのに何かがふっ切れた、という感じに思えた。

 明日は草刈さんと中央町の断酒会へ足を運ぶ予定だ。1クール終了まで残りわずかだが、まだまだ初めてのことはある。


※文中における、病院および病院関係者氏名・団体名、地名等については、すべて仮名とさせていただいています。


関連記事
スポンサーサイト
【ジャンル】:心と身体 【テーマ】:禁酒
コメント(0) | トラックバック(0)

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://nyuin3months.blog.fc2.com/tb.php/78-7adb0e91
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。